機内で客室乗務員に雑誌を頼むときを例に色々な依頼表現を、丁寧度によって順番に並べてみました(丁寧度8が一番丁寧)。
普段あなたが使っているその言い回し、丁寧度はいくつ?
丁寧度1
Give me a magazine.
(雑誌をよこせ)
命令するような口ぶり、こんな横柄な言い方はマナー違反。
丁寧度2
I want a magazine.
( 雑誌をくれよ)
頼んでいるというよりは、命令しているような口ぶり。
大人気ない感じで、丁寧度はかなり低い。
丁寧度3
Magazine, please.
(雑誌をお願い)
もらえて当然という感じにも聞こえて 、丁寧度は意外と低い。
丁寧度4
Will you give me a magazine?
( 雑誌を持って来てもらえますかね?)
丁寧な表現のように思えるが、実際はそうでもない。
これだと、無理に約束を取り付けようとしている感じにも聞こえる。
何度も頼んでいるのに聞き入れてもらえずに、イライラしながらもう一度頼む時、
まさにこんな言い方をしてしまいそう。
丁寧度5
I’d like a magazine.
(雑誌が読みたいのですが)
I’d like…は、フレンドリーな依頼表現。
丁寧すぎず、かといってカジュアルすぎず、買い物するときや、機内で雑誌をや飲み物を頼む時などにはピッタリの言い回し。
丁寧度6
Could you give me a magazine?
(雑誌もらえますか?)
Could you give me…?は、程よく丁寧な依頼表現。
様々な場面で使えて便利。
もちろん、機内でも大活躍する言い回し。
丁寧度7
Could you give me a magazine, please?
( 雑誌をもらってもいいでしょうか? お願いします)
ただし、相手に No と言いづらいプレッシャーを与えてしまうことも。
丁寧度8
I wonder if you could give me a magazine.
(雑誌をいただけないかと思いまして)
I wonder if you could give me…は、「~をいただけないかなと思いまして」のニュアンス。
とても低姿勢な頼み方で、丁寧度はかなり高い。
I was wondering if you could give me…とすると、さらに丁寧度は増す。
英語で機内で客室乗務員に雑誌を頼むときを例に依頼表現をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?


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